「うん。

俺、女ものとかわかんねぇから、姉貴に付き合ってもらったの。」

『嘘…。』



肩の力が抜け、一気に脱力するあたし。


ヘナヘナとその場に座りこんでしまう。



じゃあ、あたしは、自分が作った既成事実に振り回されてたの…??



『ごめんなさーい!!』



結局、あたしの暴走が先走りしちゃったわけだ。


勝手にキレて、勝手に浮気呼ばわりして…


事実を知った今、大分先輩に酷いことをしてることに気づく。



…やっぱり別れる、
とか言われたら、どーしよう!!



「…許さない。」

『え゛』