夜の街頭。 イルミネーションがキラキラと輝く。 そんななか、あたしと雄大くんは向き合っていた。 周りも恋人だらけで、辺りもあたしたちも。 甘い雰囲気が漂っている。 「結愛…。」 雄大くんは優しく、あたしの名前を呟いた。 それと同時に、目を閉じるあたし。 あたしの唇と雄大くんの唇は、引き寄せあうように近づいて…… 『きゃーー!!!!』 ガコン!! あたしが興奮のあまり叫んだのと同時に、あたしの背中に衝撃が走った。