「ぎゃー!!!!」



そんな風にパパに甘えていたら、

聞こえてきたのはママの叫び声。


そして、何かが割れる効果音がした後、ママは再び声を張り上げた。



「なんで、帰ってきてるの??」


「仕事は??」とか言いながら、わなわなと震えるママ。


別に、そこまで驚くこともないのに…。



そんなママの姿に、パパはめんどくさそうに立ち上がった。



「何やってんだよ。」

「だって…。」



尻餅をついてるママに、手を差し出すパパ。


パパは言葉が悪いけど、なんだかんだ言ってママに甘い。