もぅ…痛いなぁ…。
背中をさすりながらも、後ろを振り向く。
そこには、果歩が鬼のような形相で仁王立ちしていた。
…や、やっべぇ…。
「ゆーあー!!!」
『な、なぁに??』
「ご飯食べてる時に、抱きつかないって言ってたでしょ!!」
『あ、あは…。』
確かに、この状況は何度か経験している。
その度に果歩に「やめて」って怒られていたっけ。
まぁ、あんだけあたしに脅かされているんだもん。
宙に浮いたウインナーを口に入れる技ぐらい、習得しちゃうよね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…