「…あっわかった!
さすが結愛、教えるの上手い!」
『そりゃどうも。』
別に誉められて悪い気はしないけど、正直教えるのは面倒くさい。
っていうか、こんなことしてないで、先輩のところに行きたい。
先輩が恋しい。
「なんで、そんな風に頭がいいわけ??」
「勉強してなさそうなのに」とポツリと呟いて、俯く果歩。
…果歩のおっしゃる通り、あたしは勉強をしてないけど。
だって別に、しなくてもわかるし。
勉強って、やっぱり要領なような気がする。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…