ってか、ちゃんずけなんて気持ち悪い。

「うん全然おkだよ。カナ、宜しく。
ねぇ、ひとつ聞きたいことがあるんだけど・・・・。」

カナはすぐさま迷わず返事を出した。

「なに??なんでも聞いて。友達でしょ??」

カナはとても優しそう!!やっぱりこの子と友達になって良かった。そう思うあたし。
でも、ひとつ疑問が・・・・。

「ありがと。なんで、あたしになんか声かけたの???あたしってみんなより子供っぽいし、カナは可愛いからもっとオシャレなグループ、みんなのとこのがいいと思うけどな???」

カナは、やっぱり迷わない。でも、なぜカナが来たのか不思議。
「あたしは、彩乃がいいと思ったからだよ。
本当の友達になれそうな気がしたんだ。それにあたし、人数多いと嫌なんだよね。
皆愚痴言って、あたしの仲良しの子の愚痴言われたら嫌だし、
思うんだ。人数の多いグループ、それはね、一人じゃ心細い、一人じゃ生きていけない、そんな子がいっぱいいるんだよ???
だからあたしは、一人で生きていける。そんな人間になりたい。そう思うんだ。
だから彩乃、仲良くしてね。宜しく」

カナはやっぱり基礎が全く違うんだな。
そんなカナと友達になれば、嫌われることなんて程遠い夢。そんな風に思えたんだ。
だから、不安もすべてどっかに飛んで行っちゃった。
カナという友達に出会えたおかげでね★