良かった~間に合った!

「友梨亜~遅いっ」

言ったのは…友梨亜の大親友っ

武田亜夢ちゃん
通称、亜夢

かわいくて、やさしくて、
もてもての女の子っ!
友梨亜も亜夢だいすきっ

「友梨亜っ聞いてる?
おーそーいーっ!って
言ってんの!」

「ごめんねっメイクに時間
かかっちゃって…」

なーんて言うと亜夢は
友梨亜の顔をじっと見ていきなり

「ほあっ?!!」

え?何?

「友梨亜メイク上手~っ
今度あたしにもしてねっ」

なんて…結構時間
かかったんだよっ!?

でも亜夢はナチュラルメイクで
すっごく目が大きく見える

(って…もともと目が
大きいだけだろ~っ!)

はい、つっこみ入れました。


~ぴんぽんぱんぽーん~

『今より、クラス発表をします。
新一年生はすぐに昇降口に
集まってください』


あっクラスなにかな~っ?
実はこの学校、入りたい人が
多くて…沢山クラスがあるって
話なんだよね…
亜夢と一緒になれたらいいなあ…

考え~
亜夢と話しながら~
なんてしてたら昇降口には
すぐついた。
うわあ…たくさん人が居て
見にくそう…

「ほらっ友梨亜っ行くよ!」

気合い十分の亜夢。

って…えええええっ?!
何でクラスが10もあるの?
何で?私立だからっ?
これが普通なの?
あたりまえ…?!

「ん~っ!もうっ
見えないっ邪魔!」

亜夢ちゃん。怒っても可愛いです。
友梨亜と違って…