「ねぇ。」

秘密基地についた途中いきなりの第一声を発したのは木葉ジュニアだった。


「おねぇさんはどこから来たの。」

「・・・・・・。」

「お母さんがね未来の匂いがするって。どういうことかな。」

さすが母。

なんでもお見通しだよね。

「そうなの。未来から来た。」

私の悪い癖はこういう時に相手の目を見ないで話すことだ。

「へぇ。」

「未来ではどんな曲が人気。」

私はこの時からもう、音楽が大好きだったな。

「こんな人かな。」

【B,Z】地べたに書いてみた。

尊敬する。B,Zは思いが伝わってくる。

木葉ジュニアが私の顔をのぞいておかしなことを言い出した。

「びーかんまぜっと?」