次の日の学校……。

友里は親友の『加奈子』とガールズトークをしていた。

「ねぇ友里、好きな人居ないの??」


「わからない。加奈子は??」


「居るよ!」


「えっ!誰?!」


「謙太くん。」


「謙太?!何か意外…」


「何か文句ある??」


「別に~!」


「ねぇ、友里って謙太くんの幼なじみだよね??」


「そうだけど。」


「私のことどう思ってるか聞いてみてよ!」


「うっうん。」


――――――――――

帰り道、私は謙太に聞いてみた


「ねぇ、加奈子の事どう思う?」


「え?普通に可愛いんじゃない?」


「そ、そっか。」


「なんで?」


「別に理由なんてないけど。」


「ふーん。まぁ、いいや。じゃあ明日ね!」


私は胸の痛みを感じた。