「謙太早く~。」


「ごめんごめん!部活長引いた。」


「別に良いけど、何でそんな、おしゃれしてるの?」


「えっ、あーその……彼氏役だから?」


「ふふふっ。じゃあ行こっか。」


「おう!」

___________

病室の前まで来た二人………

「謙太は、ここで待ってて。」


「うん。」


ガラガラ………

「お母さ~ん!!」


「友里!今日も来てくれたの?」


「うん、お母さんに話したい事があって。」


「何??」


「彼氏が出来たの!!」


「またまた~嘘つかなくて良いのよー。」


「本当だってば!!」


「じゃあ連れて来なさいよ!」


「謙太~!」


ドアが開き、謙太が入ってきた。


「こっこんにちは!!謙太です。」


「謙太くん!久しぶりじゃない!」


「そうですね。」


「あの~友里の彼氏って謙太くんなの??」


「はい!」


「お母さんに見せれて良かった!!」


「はぁ~良かった!彼氏の顔が見れて。」


「僕なんかで良いんですか?」


「全然良いわよ!」

しばらく、私たち3人は話しに花を咲かせていた。

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病室を出た後………

「はぁ~疲れた。」


「でも、お母さん信じてくれたみたいだな。」


「うん。謙太ありがとう。」


「おう!」


「じゃあ、また明日ね!」


「じゃあな!」


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友里は家に着いた……

何か今日はドキドキしたな~。

お母さんに嘘がばれないかのドキドキ??

それとも謙太に?

ないない、それは無い!!


あー、もう寝よう!!