それからあんまり山下先輩とは話さなくなった。
会う機会がなくて…
私はどんどん元気が無くなってしまった。
そんなある日、先生から
『今度毎年この学校では陸上競技大会というものがある。出てみたいものは先生に来週までに言いにきてくれ。』
と言われた。
私は学年1足が速いのもあって100(短距離)に推薦された。
そして私は100とリレーに出ることななった。
その陸上競技大会には朝練があり、明日からスタートだった。
『ここ!大大大ニュース!!』
『どうしたの?そんな大声だしてぇ』
『これって、1年だけじゃないんだって♪
もしかしたら山下先輩でるかもよぉ!?』
そっかぁ…そうかも!
明日の朝練来てるかも…
私は嬉しくてその場で跳ね上がった。