「金払って、女性に話をしてもらうってのも、好きじゃない」



俺が真剣にそういうと喜多先生は俺のことを“天然記念物だ”と言って笑っていた。





店についた。



スナックっていうから、もっとひなびた感じを想像していたけど、結構豪華な店だった。


しかも・・・・・・



「いらっしゃい」



迎えてくれたママさん以外の女性は、露出の激しい服を着ていて、キャバクラかと思うような雰囲気だった。





「綺麗な女がいっぱいいるぞ~」



耳元で喜多先生が俺をからかう。



6人もの女性がいて、俺はため息をついた。