優輝に促されてついた場所はいつもの購買。 あたしの心はどんどん癒されていった。 「どうした?」 「あのね...」 優輝はいつものようにあたしの話を最後まで何もいわずに聞いてくれた。 途中、泣いてしまっても催促せずに泣き止むまで待ってくれた。 「そっか。辛かったな。よく頑張った。」 優輝の声は心なしかいつもより暖かかった。