「せんせーいっ!」 「何ー?」 「ちーちゃんのセーラー服姿どうですか?」 「ん?あー、深沢。いいんじゃねーの?」 先生のこんな声、聞いたことない。 怖い。嫌。 先生の側にいたいけどいたくない。 「他に感想はあ?」 先生が何にも喋らない。 この変な間は嫌。 怖い、恐い...。 「似合ってるよ」 普通ならこの言葉で喜ぶと思う。 でも先生の声は投げやりで、とっても冷たい声だった。