その日、家に帰ってあたしは日記を書いた。 何かあったら書く日記。 ノートは終わりに近づいていた。 気付いたらこの日記もあたしの頭の中のように先生でいっぱいだった。 見返してみるとあたしは本当に単純で、些細なことで喜んだり泣いたりしていた。