「いえ、言うつもりはないです。」
なんでわたしが脅えてるんだろう。
足がカクカクする。
「だよね~。で、話って?てかホントに外人みたいが顔してるのね~。」
そう言うとまじまじとわたしの顔を見てきた。
この人はわたしと違って全く脅えてない。
自信、強さ、色々持ち備えてる人なんだろうな。
「壮陛のこと、どう思ってるんですか??」
そう聞くとアハハと甲高い声で少しだけ笑われた。
「壮ちゃんのこと~??あれだけいい男だもん。横に歩いて欲しいわね。意味、わかるでしょ??」
奪うという言葉を使わなかっただけだろう。
「やっぱりそうなんですね。まだ友達なんですか??」
こんなこと言うんじゃなかった。
ミス北洋は驚いた顔をしながら
「まだ友達て…別れたわけ?は?どういう意味??」
「わ、別れてませんよ!!」
焦って言うわたしに勝ち誇った顔で小さく頷きながら言った。
「うまくいってないんだね~。あんま喋ったり、連絡とったりしてないからわかんないってことかぁ~。残念だけどそこは秘密。でも昨日は壮ちゃんが家まで送ってくれたよ。」
もう何も言えなかった。
自分の行動が間違ってたのかもしれない。
放心状態のわたしにまだ続けるミス北洋。
「わたしフラフラだったから~、手つないでくれて~…」
…──やめて。
「心配そうに声もかけてくれて~…」
…──聞きたくない。
わたしはもう走り出していた。
なんでわたしが脅えてるんだろう。
足がカクカクする。
「だよね~。で、話って?てかホントに外人みたいが顔してるのね~。」
そう言うとまじまじとわたしの顔を見てきた。
この人はわたしと違って全く脅えてない。
自信、強さ、色々持ち備えてる人なんだろうな。
「壮陛のこと、どう思ってるんですか??」
そう聞くとアハハと甲高い声で少しだけ笑われた。
「壮ちゃんのこと~??あれだけいい男だもん。横に歩いて欲しいわね。意味、わかるでしょ??」
奪うという言葉を使わなかっただけだろう。
「やっぱりそうなんですね。まだ友達なんですか??」
こんなこと言うんじゃなかった。
ミス北洋は驚いた顔をしながら
「まだ友達て…別れたわけ?は?どういう意味??」
「わ、別れてませんよ!!」
焦って言うわたしに勝ち誇った顔で小さく頷きながら言った。
「うまくいってないんだね~。あんま喋ったり、連絡とったりしてないからわかんないってことかぁ~。残念だけどそこは秘密。でも昨日は壮ちゃんが家まで送ってくれたよ。」
もう何も言えなかった。
自分の行動が間違ってたのかもしれない。
放心状態のわたしにまだ続けるミス北洋。
「わたしフラフラだったから~、手つないでくれて~…」
…──やめて。
「心配そうに声もかけてくれて~…」
…──聞きたくない。
わたしはもう走り出していた。