赤星さんはまた壮陛たちを見て


「へぇ~!!かっこいい彼氏だね!!お似合いだよ。」


って笑った。


「ありがとうございます。」

わたしも照れて笑った。

自分の彼氏をかっこいいと言われ、お似合いと言われて嬉しくないわけがない。


「優しい彼氏っぽいじゃん。」


「えっ!?」


どこが優しく見えるんだろう。

喋らないし、喋ったら喋ったで口悪いし、態度でかいし、すぐ怒るし、意味わかんないし。

あれ?わたしはいったいどこが…好きなんだ?

自分でおかしくなってきた。


「えっ!?って。優しそうじゃない?」

赤星さんはわたしの反応に笑った。


「優しくは…うん、ないですね。」

笑って言った。


「あはは、そうなんだ。」


それにまた笑う。

赤星さんの和やかなこの感じ、やっぱいいな。

気が合うって本当に思う。

お兄ちゃんが1人増えたみたいな感じ。


そしてパスタが出来上がり、運んだ。


「うわ~にんにくのいい香り~!!」

アサリのにんにくの入ったパスタを見て涼子ちゃんは興奮してた。

たしかにいい香り。

そのあとトマトソースのパスタやピザとかも運び、4人は喜んで食べてた。