それから暫くして壮陛は手を離し、かわりに手を繋いで歩いた。
フジくんの目の前でするとは思わなかった。
クールな壮陛が…。
そんなフジくんと涼子ちゃんは一緒に歩いて楽しそうに笑う声が聞こえてた。
仲良くなったみたいでよかった。
屋台でイカ焼きを買って食べたり、たこ焼き食べたり。
食べ物ばっかりだけどそれが楽しいんだもん。
8時からは花火大会もあるし、それが楽しみでしょうがなかった。
「俺、トイレ行ってくるから。」
壮陛は長い列の出来てるトイレに向かって行った。
「あ、わたしも…。」
それに涼子ちゃんが言う。
女子トイレももちろん長い列。
「一緒行こうか??」
わたしが聞くと涼子ちゃんは
「ううん、待たせるから待ってて。」
そう言って小走りで女子トイレの列に向かった。
フジくんと2人…。
正直、話したのあのオリエンテーション以来。
ちょっと気まずい。
「どう?壮陛とうまくいってる??」
いきなり話しかけられた。
一応一緒に来てるからやっぱ話さないとフジくんも気まずいよね。
「あ、うん。おかげさまで…。」
「おかげさまって。何もしてねーし。」
フジくんは高笑いしながらまた言った。
フジくんの目の前でするとは思わなかった。
クールな壮陛が…。
そんなフジくんと涼子ちゃんは一緒に歩いて楽しそうに笑う声が聞こえてた。
仲良くなったみたいでよかった。
屋台でイカ焼きを買って食べたり、たこ焼き食べたり。
食べ物ばっかりだけどそれが楽しいんだもん。
8時からは花火大会もあるし、それが楽しみでしょうがなかった。
「俺、トイレ行ってくるから。」
壮陛は長い列の出来てるトイレに向かって行った。
「あ、わたしも…。」
それに涼子ちゃんが言う。
女子トイレももちろん長い列。
「一緒行こうか??」
わたしが聞くと涼子ちゃんは
「ううん、待たせるから待ってて。」
そう言って小走りで女子トイレの列に向かった。
フジくんと2人…。
正直、話したのあのオリエンテーション以来。
ちょっと気まずい。
「どう?壮陛とうまくいってる??」
いきなり話しかけられた。
一応一緒に来てるからやっぱ話さないとフジくんも気まずいよね。
「あ、うん。おかげさまで…。」
「おかげさまって。何もしてねーし。」
フジくんは高笑いしながらまた言った。