私は桐山奈央。
今日からこの南高校に入学します。
そして今日は入学式!!緊張する。
親友の美咲とは違う学校になっちゃったし同じ中学だった人は一人もいないから友達できるか心配。
私は方向音痴だから絶対迷う!っていう自信ある。だから家は早めに出よう。
「え〜っと…校門どこだろ…?」
やっぱり迷った。早めに出てきてよかった。
だけどなんか暗いところに来ちゃったよ…。
「このままずっと迷って帰れなくなったらどうしよ〜。」
ほんと泣きたくなってきた。
暗いし誰もいないし、だれかー!
「お前さっきからうっせーよ!」
あれ?私のこと?
辺りを見回しても誰もいない。気のせいなのかな?
「おい!どこみてんだよ!上だよ!上!」
上?
言われた通り上を見たら…木の上に男の人が!?
しかもかっこいい(笑)
「え!?そこ危ないよ。降りなよ。」
だって木の上にのってたら落ちちゃうよ。
「大丈夫だよ。毎日ここ来てるから。ここから学校見れるんだよ。…お前も来るか?」
手を差し伸べてくる。
高い所なんて無理無理無理!絶対無理!
「私高いところ嫌いだから、やめとく。」
「そっか。いい景色なのにな。」
…あ!!入学式始まっちゃう!
そういえばこの人も同じ制服だ。何年かな?
「ねぇ君、何年生?」
「俺一年だけど」
「入学式今日じゃないの?」
まさか忘れてるってことはないよね。大事な日だし。
「あー!やべぇ、忘れてた!早く行かないと」
そういって木から下りてきて自転車に乗った。
おいていかれちゃう。道わかんないし。どうにかして連れて行ってもらわないと。
「ねぇ、私も同じ学校なんだけど、道迷っちゃったんだ。…道案内してくれない?」
迷ったこというのはずかしー!
だけど学校行けるんだから我慢だ!
「ふ~ん、迷ったから泣きそうになってたんだ」
ばれてた!?
恥ずかしいよ…。
「泣きそうになってないし!…で連れて行ってくれる?」
今日からこの南高校に入学します。
そして今日は入学式!!緊張する。
親友の美咲とは違う学校になっちゃったし同じ中学だった人は一人もいないから友達できるか心配。
私は方向音痴だから絶対迷う!っていう自信ある。だから家は早めに出よう。
「え〜っと…校門どこだろ…?」
やっぱり迷った。早めに出てきてよかった。
だけどなんか暗いところに来ちゃったよ…。
「このままずっと迷って帰れなくなったらどうしよ〜。」
ほんと泣きたくなってきた。
暗いし誰もいないし、だれかー!
「お前さっきからうっせーよ!」
あれ?私のこと?
辺りを見回しても誰もいない。気のせいなのかな?
「おい!どこみてんだよ!上だよ!上!」
上?
言われた通り上を見たら…木の上に男の人が!?
しかもかっこいい(笑)
「え!?そこ危ないよ。降りなよ。」
だって木の上にのってたら落ちちゃうよ。
「大丈夫だよ。毎日ここ来てるから。ここから学校見れるんだよ。…お前も来るか?」
手を差し伸べてくる。
高い所なんて無理無理無理!絶対無理!
「私高いところ嫌いだから、やめとく。」
「そっか。いい景色なのにな。」
…あ!!入学式始まっちゃう!
そういえばこの人も同じ制服だ。何年かな?
「ねぇ君、何年生?」
「俺一年だけど」
「入学式今日じゃないの?」
まさか忘れてるってことはないよね。大事な日だし。
「あー!やべぇ、忘れてた!早く行かないと」
そういって木から下りてきて自転車に乗った。
おいていかれちゃう。道わかんないし。どうにかして連れて行ってもらわないと。
「ねぇ、私も同じ学校なんだけど、道迷っちゃったんだ。…道案内してくれない?」
迷ったこというのはずかしー!
だけど学校行けるんだから我慢だ!
「ふ~ん、迷ったから泣きそうになってたんだ」
ばれてた!?
恥ずかしいよ…。
「泣きそうになってないし!…で連れて行ってくれる?」