次の瞬間、視界全体にフラッシュがかかった。 しばらくしてフラッシュが止むと……… 俺は………線路に座り込んでいた。 そう、麻衣と入れ替わったのだ! 迫ってくる電車。 ホームを振り向くと麻衣がはいつくばっていた。 そんな麻衣と目が合う……… 「りょうっ!!!!!!!」 再び俺の名前を呼んでくれたその一言で、本当に本当にもう十分だった。 俺は一言だけ告げた。