躊躇せずドアを開けると、そこには誰もいなかった! 下を見ると、二つ折にされた白い紙が落ちていた。 スッと拾って見てみると、 『生きろ』とだけ書かれていた。 意味がわからなかった。 いたずら? 時計を見ると、午前四時四十五分だった。 頭から離れないこと。 あの夢だ!