"ン......."

"ャッ........ッ...."


この声は演技。

私は愛撫で快感など微塵も感じないのだ。




しかし、かといって
可愛い子ぶっている自分が
嫌いではなかった。


むしろ好き。



この時私はただ快楽を求める
欲求の塊の相手をしていた。


また、私の方の頭では
早く口を塞いで欲しい、
といった欲求の塊が
胸の中でモヤモヤと渦巻いていた