「じゃ、ここだから。」


そう言って、私は手をふる。


「ありがとう。ばいばいっ!」


本当は、終わらせたくなかった。


もう会えなくなりそうで怖かった。


「またね!千香。」


“またね”その言葉にきゅんってした。