「俺・・・負けた。羅夢はえーな!!!!!」
「ふんっ!!!笑誰に告んの?ここにいないんじゃないの??」
「偶然にも目の前にいたんですよ!!!」
「あたし?」
「うん!!!!」
「マッマジで・・・?」
「マジ!遊びじゃない。本気。」
マジで・・・両思い・・・??めっちゃ嬉しい☆
「1回しか言わねぇーから、よく聞けよ!!!!」
「はい!!!」
「俺さ?4年時、転校したじゃん?「うん。」そん時から、羅夢が好きでさ・・・それで、中1の時、転校したい!!って言ったのさ、でも、ダメって言われるばっかでさ?中2になる前の春休み、やっとこっちに戻って来れてさ?そしたっけ、羅夢と同じクラスで、自己紹介の時、羅夢の事見てたのに、寝てたし・・・?」
「あっ・・・すいません。」
「それで、夏休みに告るって決意した。だから、この場を借りて言います。
萱野羅夢さん・・・付き合ってください!!!!!!」
あまりにもびっくりしちゃって・・・すぐ、言葉が――――――
「・・・・」
「俺、ヤダ???」
「やじゃない!!!!!!むしろ、好き!!!好きすぎて、我慢出来なかった。卒業式告るって言ってた人、翔斗のことだよ!!!」
「マジ!?」
「うん。」
初カレが・・・翔斗って!!!!!!ヤバすぎっ!!!!!どーしよぉ~!!もう!!!!
「答えは?」
「お願いします。」
「よっしゃ!!!!!!!あっ俺の初カノさんよろしく!」
えっ・・・??は・つ・か・の?
はつかの?
初カノ!?!?マッマジですか・・・!!
「この、3年間ずーと、片思いしてた。」
「あたしは、今日。」
「えぇ!?!?」
「すごくない?」
「すげぇーーーーー!!!!!!!」
「てか、時間・・・」
「ああああああああああああああ!!!!!!行くよ!!!あと、5分!」
「待て!!!手!!!」
「えっ・・??うん!」
暖かい手・・・・翔斗はあたしよりちょっと身長が低いけど、ちょーかっこいい。