いくつの頃からだろう…？

…かなり小さい頃からだ。

「アタシはどこか変なのではないか…？」
と、不安に思う時がある。

それは 倫理に関する、大きな事から、日常の些細な事にまで至る。

例えばー。

子供が生まれてからは 友達とゆっくり 会う事もできない。
昼間 子連れで 会ってはみるものの、
すぐに 子供に邪魔をされて、会話も 途切れ途切れになってしまう。

ママになったからって、
友達との 楽しい時間を 諦めたくない。

それで 私は 思いついた！

「そうだっ！ 子供達が寝静まってから 会えばいいんだ！」
と…。

それからは 子供を寝付かせ、パパにも 夕食を 食べさせてから 出掛ける事にした。

子供達が 寝てしまってから 深夜に私が居なければならない理由はない。

皆に夕食を食べさせて、
穏やかに 子供が寝付いてさえしまえば、
私の存在は 朝までは およびでないのだから…。

そんな訳で、
深夜に出ていき、明け方にまでは帰るという事を 度々 繰り返している。

そうやって、単身赴任の友達の家で 何度となく 語り明かしてきた。

勿論 翌日は 眠い。
仕事中も フラフラだ。

でも 働く。

ちゃんと 働く。

ようは 人に迷惑をかける事なく、
やる事さえ やっていれば、
あとは 自由だ。


そんな私は、
「母親なのに」
とか
「いい年して、何をしているの？」
「親なんだからしょうがないよ。諦めてちゃんとしなよ。」
と非難される事が 珍しくない。

でも正直 分からない。


可能な事なのに。

なぜ 親だと 諦めなきゃならないんだ？

ちゃんと しなよ。
って なんだ？

ちゃんとする。
って どういう事だ？

皆が寝静まっている時には、
会いたい人がいても、
何かしたい事があっても
我慢して 同じように寝なきゃいけないの？

周りと 同じ事をしていれば。

それが ちゃんとしている。
って事なのか？


と 疑問に 感じてしまう。



自分の人生は自分のもの。

自分が 心地いいように 生きなきゃ損だ。