そんなパパに、心の中で、アカンベーをしている気分なのだ。

従順なふりをしながら アカンベーをする。

心の中で、
「ざまーみろ!」
と叫んでいるんだ。

そんな 卑怯で セコいはずの優越感が、私を 寛大な女に させているのだ。


世の中なんて 皮肉なもんだ。
と、笑ってしまう。


そんな訳で、
週末は 明るかった。

私一人の機嫌が 変わっただけで、
家の中は 明るくなる。


そして、そんな 穏やかな空気を見て、さらに 私は 気持ちよくなる。