「え?なになに?ちょードキドキするんですけど」 なにか言っていたが、僕には関係ない 女達は、僕の目が紅いことに気付かない 暗いから当然か… 「…!?」 一人の女に触ってから、女達が一斉に静かになる そして、虚ろな目をしたまま僕のまえから去っていった あの女達は僕のことを覚えていないだろう それは 僕がヴァンパイアの力を使ったから