六年振りに再会したお前の姿を見て、俺は不覚にもドクッと鼓動が脈打った。 ケツの青い小学生のガキの頃とは違い、きりっとした顔立ちに真っ黒で大きな瞳。 きめ細かそうな色白肌にスラッとした長い足…欲情しかけてしまう程の女になっていた。 俺がお前に気付かない振りをしていたのはな、言いたくても言い出せないお前の姿が面白かったから。 だから俺はあえてすぐには言わねぇでいたんだ。