あの無表情の部長に、青の笑顔を半分わけた方が良い。 「なになに、告白タイム?」 「断じて違う。」 「照れるな照れるな。」 おちゃらけた所は似ない方が良いな。 心の中で頷く。 青は前の席に座ってこっちを向くと、ノートを広げた。 「何するの?」 「宿題に決まってるじゃん。」 …危ない。 忘れるところだった。