「おっはー」


わぁー。
何かチャラそう。

襟足の長い金髪。
ピアスがじゃらじゃら着いていて、何かホストみたい…




見ていると目が合った。

何かヤバそうな気が…


「なになに!!!女の子!?もしかして、紹介したい子ってこの子!!?てか、超可愛いくない!??」


な、何か近づいて来る…


ど、どどどどうしよー!!



「ちょっとまった!あんま近づくなよ、雅!!」


奏斗さんがバッと手を出してくれた。


そんな事気にせずに、雅と言う男はひじ掛けに座って顔を近づけてきた。


「ねぇねぇ、名前何て言うの?」


顔近いですってば!!

こんなんじゃ喋れないから!!