「まじで…?」
悠が驚いたように言う。
「かなりまじ。」
あたしは照れながら言う。
「すげー嬉しいんだけど…」
「でもさ。悠。ほんとにあたしなんかでいいの?」
あたしは続けてしゃべる。
「子供っぽいし。病弱だし。頭よくないし。運動だってできないし。それに…」
「それに?」
「あたしはいつ死ぬかわかんないんだよ??」
1番言いたくなかった。これだけは…
そうしたら悠はあたしの頭をはたいた。
「いったーい!!」
「死ぬなんて軽々しく言葉に出すな!!」
「悠…」
すると悠があたしを抱きしめてくれた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…