目の前には



青い海



波が白く



コントラストを醸し出していた。


なぜここに来たのだろう。



彼との思い出の



この海に。



他の海ではなく…。





いつしか私は眠ってしまったようだ。



気が付けば、人の気配はなく



風は夜の冷たいものに変わり、



辺りは薄暗くなっていた。