修は俺に愚痴った
次の日
今村を呼び出し
屋上で話していた

俺は少し心配になり
気づかれないように
屋上のドアのとこで
様子を見ていた

二人の言い争いは
想像以上に
声が激しかった。

俺がいるとこまで途中からは
全部の会話が聞こえてきた。

「なんで俺の言うこと
わかってくないんだよ!!」

「わかんないよ!!
だって、修おかしいもん!
それに、わたしの友達は
わたしで選ぶ
修には関係ない!」

「関係なくねぇよ!
オレは美優のこと
思って言ってんだよ!」

「全然わたしのこと
なんかわかってないくせに
何がわたしのこと
思ってるの?!
もうほっといて!!」

ここまで二人の
激しい喧嘩を
見たのは
初めてだった…

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