次の日、
修からメールがきた。

【今からちょっと
会えるか??】

今村のことだろうな
正直に話すか…
そう思いながら
返事をかえす

【あぁ】

【お前ん家の前にいるから降りてきてくれ】

俺は急いで降りていった

修はいつもと変わらなかった
「よっ!」

「おう…」

話しが続かない

「響のことだから
オレが何で呼んだか
わかってんだろ…?」

「今村のことだろ…?」

「あぁ。響、正直に
答えてくれよ。
お前、美優のこと
好きなのか?」

「………。あぁ…。」

「やっぱりか。
お前気付いてたか?
オレがお前に惚気話すると
嫌そうな顔してるの。
ただオレは惚気話聞くのが
嫌なんだって勘違いしてた。
お前が美優のことを
好きだなんて考えも
しなかった。」

「気付かれないように
してたからな。
修と今村はお似合いだ。
それに修なら今村のこと
幸せにしてくれそうだしな。」

「響、オレに遠慮すんな!
美優が好きならもっと
美優に近づけよ!!」

「修、自分が
何言ってるか
わかってるか?」

「あぁ。オレはお前に
遠慮されたまま
美優と付き合うのが
嫌なんだよ。
お前と張り合って
それで美優に
選んでもらいたいんだよ!
もし、美優が響を選んだら
オレは諦める。
正々堂々勝負しようぜ!」

「修、そこまで言うなら
俺も遠慮しない!」

これが6ヶ月ぐらい前の
修とのやりとりだ