そうだ...。


弘斗にまだなんも言ってない...。




「明花っ!久しぶりっ。」


「わぁっ!」



後ろから思いっきり抱きつかれて、
またまたみんなの視線を浴びることに...。



あわあわ……。


旭も見てるじゃん……。




「あのぉ...弘斗?」

「ん?」

「あたしね...」




全てを話してしまおうとした時。








弘斗の手首を、
誰かがつかんで...。





あたしのから離れさせた。