なぜだか胸を張って威張るあたしを見て
お腹を抱えて笑う野上くん。
「バカじゃんお前…ははっ......」
あたしだって
そのくらい笑いたいけど......っ
自分で言ってておかしいくらい...
爆笑出来るってのに、
こんなに我慢してるってのに...
って、やっぱ我慢できない......っ
「だよねーっ!ははははっ......」
「ほんっと、バカだよなぁお前って」
野上くんはその言葉と同時に、
満面の笑みを見せながら
小さなあたしの頭に手を乗せて、
髪の毛をくしゃくしゃにした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…