幸太郎side
約束の日。
午後の授業が終わって話しかけようとしたら。
『ごめん、話すと怪しまれるから後で一緒に行こう?服とか着替えたいし。』
メールでこう送られてきた。
「別にバレたっていいじゃんかー。なぁ、森山。」
基本、執事に送り迎えさせてる俺は、車の中で執事に話しかけた。
「間宮様は嫌なのでしょう?それを我儘と言うんです。」
「……お前は口を開いたら嫌味しか言えないのか。」
「光栄な褒め言葉ですね。」
「もういい、さっさと行け。」
早くあいつに会いたい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…