私は自分でも認める人見知り。 友達なんてほんの一握りしかいないのに、その友達は他校に行ってしまった。 けど、いいんだ。 上辺だけの友達なんて…いらないもん。 自分の外見も眼鏡だしパッツンだし…地味で大人しいから、みんな避けるし。 …ラッキーじゃん。 「…ふふっ」 そんなこと思うからどんどん輪に入れなくなってるんだけどね。 あ、そうだ。 昼休みはReinaの曲を歌おう。 窓の方に顔を向けてまた私は笑った。