優しい顔をした幸太郎くんのお願いは断れなくて、しぶしぶと眼鏡を外す。




「うっ…」



そんなキラキラした瞳で見ないでほしいんだけど…





正直、眼鏡外してもあまり変わらないと思う。



だけど幸太郎くんは一回も気づかないで今日を迎えた。



何か変わってるのかな…?






「うーん…」



そんな幸太郎くんが突然唸りだして、私はもう一つ?(ハテナ)を浮かべる。




今度は何ですか。