「まー、昼食べながら待つか。」 床に座りお弁当箱を広げた。 タンッタンッ 途中、聞こえる足音。 (もしかして。) もしかしなくても、彼女だ。 やっと来たんだ。もう今日は来ないと思ってたのに。 ――ガチャ とうとう歯車が動き出した。