(あー、可愛すぎるっ) なんでそんな純粋なの。 驚いてこちらを見た彼女は顔を真っ赤に染めていた。 てか、今更だけど。 「歌…すげー上手いな…」 俺の親歌手だけど、彼女の歌声はそれとはまた違った雰囲気で。 なんつーか… 「引き込まれる、な。」 「あっ、ありがとう…」 この声凄く好きだ。 そう思えば、俺は毎日ここに来るようになった。