「‥‥単純ね」


「ん?」


「ううん。続き‥‥やろっか」


あたしが微笑みかけると、あなたはその倍も眩しい笑顔を返してくる。


そうして、いつもと違う会話を楽しみながら、問題集を何ページかやったところで、太陽が沈みかける。


「ふ~~、疲れた‥‥」


おおきく伸びをする。


「そろそろ終わりにするか。時間も時間だし」