「てか早く飯食おーぜ?」





腹が減ったと言わんばかりの顔をした佑輝がそう言って、あたしたちはまた8人屋上に行こうとした。






―…その時だった






「景介くんっ」






小さく、けど可愛らしい声が景介を呼んだ。






あたしはすぐわかった。


その声が あいつ だってこと。