そしてあっという間に、放課後になっていた。

「優行こう?」

奈那が言う。

「行こっか!」

そして部活見学へと行く。

「先輩!!」

奈那が叫ぶ。

「奈那ちゃん。」

と先輩?も叫びかえす。

「部活始まってるから、早くおいで!」

笑顔で奈那にそう言う先輩。

「はーい!」

奈那は横で元気よく返事した。

「もう部活入ってるんだ。」

部活見学しなくていいじゃん!

「うん。
だから、奈那帰るとき一人になるから入部届け出しといた。」

“テヘッ”
と最後に言う。

「はぁーー!!」

つい大声を出してしまった。

「しかもね…。
男子バスケ部のマネージャーだよ!」

ニコニコしながら奈那は言ってくる。

「プッ!ばっ…馬鹿じゃないの!!」

男子バスケ部のマネージャーなんてわざわざなんで…??
テニスだって合気道だってあるのに。