圭太side
早く君の声が聞きたい、君を見たい、抱きしめたい・・。
臆病で素直になれない俺を許してくれ空・・
放課後、鈴木杏奈って奴に「屋上に来て」と言われた。
鈴木は学校1のモテ女らしい・・
もちろん断った。「行く理由がないから」
でも、あの女が「佐伯さんも呼ぶつもり、これの意味分かるよね?」
俺を脅してるつもりか・・?
でも屋上には行ってみた。空に会いたかったから・・
ガチャ――
「あのー佐伯ですけど・・」
風に吹かれる空の長い髪。
前見たときよりももっと伸びていた。
黒目の目立つ大きな瞳、長いまつ毛、綺麗な肌。
君のすべてが愛おしくて抱きしめてしまいたい。
目があった君は真っすぐに俺を見た。
見ないでくれ・・俺は君を傷つけることしかできない。
涙を流している時その涙を拭くこともできない。
俺が空を避けている理由はそんな大したものじゃない。
ただ・・素直になれないんだ・・
早く君の声が聞きたい、君を見たい、抱きしめたい・・。
臆病で素直になれない俺を許してくれ空・・
放課後、鈴木杏奈って奴に「屋上に来て」と言われた。
鈴木は学校1のモテ女らしい・・
もちろん断った。「行く理由がないから」
でも、あの女が「佐伯さんも呼ぶつもり、これの意味分かるよね?」
俺を脅してるつもりか・・?
でも屋上には行ってみた。空に会いたかったから・・
ガチャ――
「あのー佐伯ですけど・・」
風に吹かれる空の長い髪。
前見たときよりももっと伸びていた。
黒目の目立つ大きな瞳、長いまつ毛、綺麗な肌。
君のすべてが愛おしくて抱きしめてしまいたい。
目があった君は真っすぐに俺を見た。
見ないでくれ・・俺は君を傷つけることしかできない。
涙を流している時その涙を拭くこともできない。
俺が空を避けている理由はそんな大したものじゃない。
ただ・・素直になれないんだ・・