「普通」 今となってはこの言葉が羨ましい―― 「幼馴染」 近くて、でもとても遠い存在。 手を伸ばしても届かない―― 「空」 真っ青で触ると吸い込まれて しまいそうな綺麗な色―― 「恋」 苦くて甘くて酸っぱくて、誰もが経験 したことのある・・あの感覚―― これは私の最後の物語。