放課後になって、私は未来の教室に向かった。










「未来~。って、いない・・・」













あれ?いつも、教室にいるのになぁ・・・。













私は携帯を持って歩き出した。









先に、靴箱で待ってようかな~・・・。











「あれ・・・・?あれって・・・未来と、樹里?」











靴箱の近くまで来ると、見覚えのある人影か見えた。









ズキンっ・・・。













はぁ・・・。ダメだ・・・。中学の時を、どうしても思い出しちゃう・・・。














「矢崎、何してんの?」














聞き覚えのある声がして後ろを向いた。













「沖田君」