何故だか目が話せない。 
いつの間にか腰に腕がまわっている。 

心臓が止まりそう。 

千景「何も言わずに目……閉じろ。」

私は困り戸惑いながらも目を閉じた。 

心臓がうるさくて、でも恋してるからとかじゃないと思う。 

恋してないのに、先輩にキスされると思うと体が熱くなって……。 
って……ん? 

千景「マヌケ面もなかなか可愛いじゃねぇか。」

目を開けると笑っている先輩。 
からかわれたっ!?

柚子「会長のバ〜カ。」