こんなに良い友達が居ること忘れてたあたし、
最低。
それから、友達と
いっぱい、いっぱい
お喋りした。
二人で笑ってた。
あたしが大切な人を失った事、
学校であたしがした事を話した。
友達はあたしを叱ってくれた。
「私みたいに良い友達を忘れるなんて酷いけど…」
ちょっと可笑しくて笑っちゃった。
「ちょ、笑わないでよ〜!真剣に聞いて!!」
「はいはい。さーせん」
「よろしい。で、続きね?私みたいに良い友達を忘れるのは酷いけど…
でも、学校でした事はもっと酷い。信用してたんでしょ?その友達の事。」
「…うん。まぁね」
「なら、裏切るような事したら駄目じゃん。自分だけ辛いと思ってんの?それは大きな勘違いだよ。 みんなみんな、辛い。私だってアンタがそんな思いして、友達減って、人を信用しない姿みるの辛い。」
「そうなの?」
「当たり前でしょ?!だてに友達5年やってんじゃないんだからもうっ!」
友達は、目に涙を溜めながら
そう言ってくれた。
あたしの事をそんなに考えてくれてたことが
とても嬉しくて。
あたしは声を上げて泣いた。
そしたら友達も溜めてた涙を一緒に流し出す。
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