俺は、下っ端の奴らにも群がっている奴らにも 次々順番に投げつけた。 ただ…淡々と、無表情で。 隣でセイラが何か言っていたが、無視した。 …違う。 頭まで届かなかったんだ。 “復讐”に心を、支配されて。 俺は悪くない。 やられて当然のことを、こいつらはしたんだから。